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只為你曾在我心裏

て簡単な打

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て簡単な打


 艦長やコリンスなど主だった者がエアーロックの所でセラブ提督を出迎えた。
 セラブ提督が乗船してきたが直接みるとでっかい人だ。太っているが元々がっしりした身体なのでそれを感じさせない。
「これは、これは、姫君。これはお美しい。直接拝見すると、輝くばかりの美しさですな」
 提督はまゆを細めている。こんな事を言われると、おもわず微笑んでしまう。
「どうです。ほとんど無傷でルビル文具批發を占領しましたぞ。ルビル側の死者は数万人程度です。姫君のご希望どおりです」
 提督はどこかユーモラスだ、顔はニコニコしている。
「よくやってくれました」
 すこし、お姫様らしく言ってみた。
「そのように言っていただけると、光栄のきわみです。疲れが一度に吹っ飛びます」
「おだてすぎです」
 つい笑ってしまう。
「今回の占領作戦はわがドラール軍の占領方法の転機となるでしょう、これも、姫君のご英断のたまものです」
 セラブ提督の口からはいくらでもお世辞が出てきそうだった。
「いえ、私は何もやっていません」
「それに、父上を説得された話も聞きましたぞ。あの皇帝相手に一歩も引かず、どちらが皇帝かわからなかったとか。これで、お世継ぎはメレッサ姫に決まりだと、もっぱらの噂ですぞ」
「それはね」
 メレッサは父を説得した件は多少卓悅化妝水自慢だった、我ながらうまくやったと思っていた。でも、世継ぎの話はセラブ提督の完全なお世辞だろう。
セラブ提督が乗艦してきたので、三々五々集まっち合わせが自然に始まった。
 自然に始まったので、当然、あまり重要でない人は打ち合わせの輪に入れない、もちろんメレッサが入れるはずもなく、彼女は一人ぽつんと立っていた。見ると、もう一人、誰とも話をしていない人がいた、ミラバ艦長だ。彼も重要な人物ではないらしい。
 メレッサはミラバ艦長の所へ行った。
「艦長もあぶれたんですか?」
「これは、お恥ずかしい。まあ、宮殿宇宙船の艦長は閑職ですからな」
「そんな事はありません。りっぱなお仕事だと思います」
「そう言っていただけると、心強い限りです」
 メレッサよりはるかに年上の人と話すのは難しい。
「引退されるそうですけど、引退文具批發後はどうされるおつもりですか?」
「奇遇ですが、私ミネーラの出身なんです。ミネーラに戻って、のんびり暮らそうと思っています」
ミネーラは学校で習ったことがあった。ドラールに滅ぼされるまでミネーラ王家があったところだ。
「学校で習いました。いい所だそうですね」
ミラバ艦長は驚いたような不思議そうな顔をする。
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